<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>お世話になった先生たち  |  生徒に好かれる良い先生になろう！</title>
	<atom:link href="https://goodteacher1.com/category/teacher/feed/" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://goodteacher1.com</link>
	<description>「ありがとう」と「ごめんね」ってすごく大切</description>
	<lastBuildDate>Sun, 13 Sep 2026 13:36:31 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>
	hourly	</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>
	1	</sy:updateFrequency>
	<generator>https://wordpress.org/?v=7.1.4</generator>
<atom:link rel="hub" href="https://pubsubhubbub.appspot.com"/>
<atom:link rel="hub" href="https://pubsubhubbub.superfeedr.com"/>
<atom:link rel="hub" href="https://websubhub.com/hub"/>
<atom:link rel="self" href="https://goodteacher1.com/category/teacher/feed/"/>
	<item>
		<title>【お世話になった先生たち】教育実習で出会った指導教諭！「生徒の心を掴む授業の極意」を教えてくれた恩師の言葉</title>
		<link>https://goodteacher1.com/teacher/teacher7/</link>
					<comments>https://goodteacher1.com/teacher/teacher7/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[ひまわり先生]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 13 Sep 2026 13:36:29 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お世話になった先生たち]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://goodteacher1.com/?p=651</guid>

					<description><![CDATA[目次 アラサー・社会人で挑んだ教育実習。緊張と不安の中で出会った運命の指導教諭アラサー実習生を包み込んでくれた、ベテラン指導教諭・K先生との出会い大失敗した初めての模擬授業！「知識を詰め込むこと」が授業ではない「生徒同士 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="rtoc-mokuji-wrapper" class="rtoc-mokuji-content frame2 preset1 animation-fade rtoc_open default" data-id="651" data-theme="Cocoon Child">
			<div id="rtoc-mokuji-title" class=" rtoc_left">
			<button class="rtoc_open_close rtoc_open"></button>
			<span>目次</span>
			</div><ol class="rtoc-mokuji decimal_ol level-2"><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-1">アラサー・社会人で挑んだ教育実習。緊張と不安の中で出会った運命の指導教諭</a><ol class="rtoc-mokuji decimal_ol level-2"><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-2">アラサー実習生を包み込んでくれた、ベテラン指導教諭・K先生との出会い</a></li><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-3">大失敗した初めての模擬授業！「知識を詰め込むこと」が授業ではない</a></li><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-4">「生徒同士が教え合う」授業への大転換！教室に広がった笑顔と活気</a></li><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-5">実習最終日にいただいた涙のメッセージと、今も胸に生きる恩師の教え</a></li></ol></li></ol></div><h3 id="rtoc-1" >アラサー・社会人で挑んだ教育実習。緊張と不安の中で出会った運命の指導教諭</h3>
<p>「あなたにとって理想の高校教師とは？」と聞かれて、皆さんはどんな教師を思い浮かべますか？</p>
<p>私には、教壇に立つ今でも心の中に強く刻み込まれている「理想の教師像」があります。</p>
<p>それは、私がこれまでの人生の中で出会ってきた素晴らしい恩師たちから受け取った、数々の温かい教えや情熱が土台となっています。</p>
<p>これまでに【小学校編・中学校編・高校編】とお話ししてきましたが、今回は私がアラサーで教員免許取得に挑戦した際に経験した、<span class="marker-under-pink">「教育実習編（お世話になった先生たち）」</span>をお届けします。</p>
<hr />
<h3 id="rtoc-2" >アラサー実習生を包み込んでくれた、ベテラン指導教諭・K先生との出会い</h3>
<p>大学を卒業して一度は社会人を経験し、結婚・出産・パソコンインストラクターを経て、アラサーになってから通信制大学で教員免許の取得を目指した私。</p>
<p>周りの実習生が21〜22歳のフレッシュな現役大学生ばかりの中、私は完全に「年上の社会人実習生」でした。</p>
<p>「若い生徒たちに受け入れてもらえるだろうか……」</p>
<p>「授業で失敗して、生徒や学校に迷惑をかけてしまったらどうしよう……」</p>
<p>実習初日の朝、職員室に向かう私の足は緊張とプレッシャーでガタガタと震えていました。</p>
<p>そんな私を温かい笑顔で迎えてくださったのが、私の指導教諭を担当してくださることになった<span class="marker-under-pink">ベテラン教諭のK先生</span>でした。</p>
<figure class="wp-block-image size-full"><img fetchpriority="high" alt="40代女性教師" class="wp-image-112" decoding="async" height="427" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" src="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/09/b3224e8f3bd60c7af61ececf6574a094.jpg" width="640"/></figure>
<p>K先生は、長年にわたって情報・商業科目を教え、生徒たちからも職員室の先生方からも絶大な信頼を寄せられている大ベテランの先生でした。</p>
<p>初日の面談でガチガチに固まっていた私に、K先生は優しいお茶を差し出しながらこう言って微笑んでくれたのです。</p>
<blockquote>
<p><span class="marker-under-yellow"><span class="marker-under-pink">K先生「ひまわりさん、社会人を経験して子育てをしながら先生を目指すなんて、本当に素晴らしいことよ。若い大学生にはない『人生の経験』という大きな武器があなたにはある。自信を持って、生徒たちと全力で向き合ってみてね」</span></span></p>
</blockquote>
<p>その一言で、張り詰めていた私の心の緊張がすっと解け、涙が出そうになるほど救われたのを今でも鮮明に覚えています。</p>
<hr />
<h3 id="rtoc-3" >大失敗した初めての模擬授業！「知識を詰め込むこと」が授業ではない</h3>
<p>しかし、実際の授業づくりは甘くありませんでした。</p>
<p>実習2週目、初めてクラスの前で教壇に立って行った模擬授業で、私は大失敗をしてしまったのです。</p>
<p>「45分間で、用意した教科書の内容をすべて完璧に教えきらなければ！」と焦るあまり、私は黒板にびっしりと文字を書き殴り、早口で一方的に説明し続けるだけの<span class="marker-under-pink">「完全な詰め込み授業」</span>を展開してしまいました。</p>
<p>生徒たちの表情を見る余裕など1ミリもなく、気がつけば教室の後ろの生徒は退屈そうにペンを回し、数人は完全に舟を漕いで居眠り状態……。</p>
<p>授業終わりのチャイムが鳴った瞬間、私は自分の不甲斐なさと情けなさで頭が真っ白になりました。</p>
<p>放課後、反省会で落ち込む私に、K先生は優しく、しかし真剣な眼差しでこう語りかけてくれました。</p>
<figure class="wp-block-image size-full"><img alt="ここは大事" class="wp-image-115" decoding="async" height="427" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" src="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/09/694a2cd9de1dd33fbc79720473aecd58.jpg" width="640"/></figure>
<blockquote>
<p><span class="marker-under-yellow"><span class="marker-under-pink">K先生「ひまわりさん、先生の自己満足で終わる授業をしちゃダメよ。知識を一方的に喋り倒すのは、教師の仕事じゃないの。授業の主役はあくまで生徒。『へぇ！なるほど！』『自分でできた！』っていう生徒の瞳の輝きを引き出すことこそが、私たちが教壇に立つ本当の目的なのよ」</span></span></p>
</blockquote>
<p>K先生の言葉は、私の胸に深く突き刺さりました。</p>
<p>私は「上手に教えよう」「失敗しないようにしよう」と自分自身の評価ばかりを気にし、肝心の<span class="marker-under-pink">「生徒たちの学びや感情」</span>に目を向けていなかったことに気づかされたのです。</p>
<hr />
<h3 id="rtoc-4" >「生徒同士が教え合う」授業への大転換！教室に広がった笑顔と活気</h3>
<p>K先生のアドバイスを受けて、私は授業プランを根本から見直しました。</p>
<p>一方的な講義スタイルをスパッと捨て、</p>
<ul>
<li><span class="marker-under-pink">生徒が自分で手を動かして考える「ワーク中心の構成」</span></li>
<li><span class="marker-under-pink">わからない部分を周りの友達同士で教え合う「ピア・ラーニング（協働学習）」</span></li>
<li><span class="marker-under-pink">実社会や身近な生活と結びつけた「面白い導入トーク」</span></li>
</ul>
<p>をふんだんに取り入れた授業案へと作り直したのです。連日、夜遅くまでK先生と一緒に指導案を練り直し、教材研究に没頭しました。</p>
<p>そして迎えた実習最終週の研究授業。</p>
<p>教室に入った私は、教壇の中央に立ち、生徒一人ひとりの目をしっかりと見つめて笑顔で挨拶をしました。</p>
<figure class="wp-block-image size-full"><img alt="笑顔の女子高校生" class="wp-image-118" decoding="async" height="427" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" src="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/08/1e8342c006680bcb237a1eb5100f43d0.jpg" width="640"/></figure>
<p>授業が始まると、生徒たちは積極的に課題に取り組み、「これどうやるの？」「あ、わかった！こうだよ！」と自然に教え合いの声が教室中に響き渡りました。</p>
<p>前回の授業で居眠りをしていた生徒が、目を輝かせてパソコンの画面に向き合い、課題を完成させて<span class="marker-under-pink">「先生、できたよ！」</span>と嬉しそうに手を挙げてくれた瞬間、胸が熱くなりました。</p>
<p>教室の後ろで見守っていたK先生も、大きく頷きながら優しく微笑んでくれていました。</p>
<hr />
<h3 id="rtoc-5" >実習最終日にいただいた涙のメッセージと、今も胸に生きる恩師の教え</h3>
<p>3週間の教育実習が終わる最後の日、クラスの生徒たちから心のこもったメッセージ色紙を手渡され、私は涙が止まりませんでした。</p>
<p>そして実習の締めくくりとして、K先生が私に手渡してくれた評価表の隅には、温かい直筆のメッセージが添えられていたのです。</p>
<blockquote>
<p><span class="marker-under-yellow"><span class="marker-under-pink">『ひまわり先生へ。生徒の目線に立ち、失敗を恐れずに挑戦する姿勢は本当に見事でした。あなたには、生徒の心を開く天性の明るさと温かさがあります。これから先、どんな壁にぶつかっても、生徒を信じることだけは絶対に諦めないでください。現場で同じ教師として再会できる日を楽しみにしています。』</span></span></p>
</blockquote>
<p>このK先生からの言葉は、その後に非常勤講師として高校の教壇に立つことになった私の、何よりの<span class="marker-under-pink">「心の支え（お守り）」</span>となりました。</p>
<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" alt="THANKYOU" class="wp-image-120" decoding="async" height="427" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" src="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/09/b3224e8f3bd60c7af61ececf6574a094.jpg" width="640"/></figure>
<p>現在、高校で情報科の授業を担当している私も、K先生の教えを胸に、常に「生徒が主役の楽しい授業」「一人ひとりの心に寄り添う指導」を心がけています。</p>
<p>大人になってからでも、本気で向き合ってくれる素晴らしい恩師に出会えること。</p>
<p>そして、その恩師から受け取った教育への情熱のバトンを、今度は私が目の前の高校生たちへと繋いでいくこと。</p>
<p>これこそが、私が教師という仕事に誇りと感謝を持ち続けられる最大の理由です。</p>
<p>K先生、あの時私を信じて背中を押してくださり、本当にありがとうございました！</p>
<p>最後までお読みいただき、ありがとうございました。</p>
<hr />
<p>（関連記事：[ひまわり先生が高校生時代に出会った素晴らしい恩師のお話](https://goodteacher1.com/teacher/teacher6/)）</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://goodteacher1.com/teacher/teacher7/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【お世話になった先生たち】生徒の可能性を絶対に諦めない！高校時代に出会った「情熱系男子教師」の魂の授業</title>
		<link>https://goodteacher1.com/teacher/teacher6/</link>
					<comments>https://goodteacher1.com/teacher/teacher6/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[ひまわり先生]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 06 Sep 2026 05:54:40 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お世話になった先生たち]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://goodteacher1.com/?p=615</guid>

					<description><![CDATA[「先生って、ここまで生徒のために本気になれるものなのか……」 高校生だった私が、大人の「本気の情熱」に心を揺さぶられ、教育という仕事の尊さを知るきっかけとなった恩師がいます。 こんにちは、ひまわりです。 これまでの人生の [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>「先生って、ここまで生徒のために本気になれるものなのか……」</p>
<p>高校生だった私が、大人の「本気の情熱」に心を揺さぶられ、教育という仕事の尊さを知るきっかけとなった恩師がいます。</p>
<p>こんにちは、ひまわりです。</p>
<p>これまでの人生の中で、私を温かく導いてくれた素晴らしい先生方との出会いがいくつもありました。その中でも、ひときわ強烈な印象と温かい記憶として心に残っているのが、高校時代に出会った熱血で情熱あふれる男性教師・T先生です。</p>
<p>今回は、生徒の可能性を何があっても信じ抜き、<span class="marker-under-red">「全身全霊で生徒と向き合ってくれた情熱系男子教師」</span>の感動的なエピソードをご紹介します。</p>
<p>&#8212;</p>
<div id="rtoc-mokuji-wrapper" class="rtoc-mokuji-content frame2 preset1 animation-fade rtoc_open default" data-id="615" data-theme="Cocoon Child">
			<div id="rtoc-mokuji-title" class=" rtoc_left">
			<button class="rtoc_open_close rtoc_open"></button>
			<span>目次</span>
			</div><ol class="rtoc-mokuji decimal_ol level-2"><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-1">① 教室に響き渡る大声と熱気。誰一人見捨てない「魂の授業」</a><ol class="rtoc-mokuji decimal_ol level-2"><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-2">② 放課後の補習でかけられた言葉。「お前が諦めない限り、俺は絶対に諦めない」</a></li><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-3">③ 情熱は人に伝播する。教師という仕事の「原点」になった姿</a></li><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-4">まとめ：本気でぶつかってくれた恩師への感謝</a></li></ol></li></ol></div><h3 id="rtoc-1" >① 教室に響き渡る大声と熱気。誰一人見捨てない「魂の授業」</h3>
<p>T先生は、20代後半の若手数学教師で、陸上部の顧問も務める絵に描いたような体育会系・情熱派の先生でした。常にジャージ姿で、声がやたらと大きく、職員室にいてもどこにいるかすぐに分かるような存在でした。</p>
<p>当時の私は、高校に入ってから急激に難しくなった数学についていけなくなり、完全に苦手意識を持っていました。「どうせ私には数学の才能なんてない……」と諦めかけていたのです。</p>
<ul>
<li>  <span class="marker-under-red">分からない生徒の目線を見逃さない</span></li>
<li>  T先生の授業は、単に黒板に数式を書いて解説するだけではありませんでした。教室中を歩き回り、<span class="marker">「誰がどこでペンを止めているか」「誰が困った顔をしているか」</span>を常に鋭く観察していました。</li>
<li>  <span class="marker-under-red">「分かるまで何度でも付き合うぞ！」の熱量</span></li>
<li>  授業中に誰かがつまずくと、T先生は嫌な顔一つせず、「よし、もう一回ここから噛み砕いて説明するぞ！」と、声のトーンを一段上げて熱心に解説を繰り返してくれました。</li>
</ul>
<figure class="wp-block-image size-full"><img alt="若い男性教師" class="wp-image-temp" decoding="async" src="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2026/09/temp_img_tea6_01.jpg" width="640"/></figure>
<p>「分からないのはお前のせいじゃない、俺の教え方がまだ足りないからだ！」と本気で言い切るT先生の熱意に、クラス全体が「この先生の授業なら頑張ってみよう」という前向きな空気に包まれていました。</p>
<p>&#8212;</p>
<h3 id="rtoc-2" >② 放課後の補習でかけられた言葉。「お前が諦めない限り、俺は絶対に諦めない」</h3>
<p>中間テストで赤点スレスレの点数を取ってしまい、ひどく落ち込んでいた私に対し、T先生は放課後、個別で声をかけてくれました。</p>
<p>「おい、ひまわり。悔しいか？悔しいよな。今日の放課後、職員室前の学習スペースに来い！」</p>
<p>そう言われて始まった放課後のマンツーマン補習。部活の指導の合間を縫って、T先生は私の答案用紙を細かく分析し、間違えた原因を丁寧に紐解いてくれました。</p>
<figure class="wp-block-image size-full"><img alt="ホワイトボード前の男性教師" class="wp-image-temp" decoding="async" src="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2026/09/temp_img_tea6_02.jpg" width="640"/></figure>
<p>時計の針が19時を回り、疲れて集中力が切れそうになった私に、T先生は缶のお茶を差し出しながら、まっすぐに目を見てこう言いました。</p>
<blockquote>
<p><span class="marker">「ひまわり、点数なんてただの途中経過だ。お前が自分の可能性を諦めない限り、俺はお前を絶対に諦めないぞ！」</span></p>
</blockquote>
<p>その言葉を聞いた瞬間、胸の奥が熱くなり、涙がこぼれそうになりました。</p>
<p>親でも友達でもない「学校の先生」が、自分の未来のためにここまで本気で時間と情熱を注いでくれている。その事実が、何よりも大きな自信とエネルギーに変わりました。</p>
<p>&#8212;</p>
<h3 id="rtoc-3" >③ 情熱は人に伝播する。教師という仕事の「原点」になった姿</h3>
<p>T先生の熱血指導のおかげで、次の期末テストで私は数学の点数を大幅に伸ばすことができました。テスト用紙を返却されたとき、T先生は自分のことのように大喜びし、<span class="marker-under-red">「ほら見ろ！やればできるって言っただろ！」</span>とハイタッチをしてくれました。</p>
<figure class="wp-block-image size-full"><img alt="男性教師ポイント" class="wp-image-temp" decoding="async" src="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2026/09/temp_img_tea6_03.jpg" width="640"/></figure>
<p>T先生から学んだのは、数学の解法だけではありませんでした。</p>
<ul>
<li>  <span class="marker-under-red">生徒を一人の人間として信じ抜くことの力</span></li>
<li>  <span class="marker-under-red">大人が本気で情熱を注げば、子どもの心は必ず動くということ</span></li>
</ul>
<p>この高校時代の原体験があったからこそ、私が後に社会人を経て教員免許を取り、非常勤講師として教壇に立つ際にも、「どんな生徒に対しても絶対に匙を投げず、全力で向き合おう」という強い信念を持つことができました。</p>
<p>&#8212;</p>
<h3 id="rtoc-4" >まとめ：本気でぶつかってくれた恩師への感謝</h3>
<p>スマートで要領のいい指導も素敵ですが、泥臭くても生徒のために汗を流し、本気でぶつかってくれる「情熱的な先生」の存在は、子どもの人生を大きく変える力を持っています。</p>
<figure class="wp-block-image size-full"><img alt="まとめ" class="wp-image-temp" decoding="async" src="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2026/09/temp_img_tea6_04.jpg" width="640"/></figure>
<p>1.  <span class="marker-under-red">つまずいている生徒のサインを見逃さず、寄り添う熱意</span></p>
<p>2.  <span class="marker-under-red">「絶対に諦めない」という言葉を行動で示してくれる安心感</span></p>
<p>大人になった今でも、教壇で悩んだり壁にぶつかったりしたときは、あのときのT先生の真っ直ぐな笑顔と情熱的な言葉を思い出します。</p>
<p>皆さんの学生時代にも、心に火をつけてくれた「情熱的な先生」との思い出はありますか？</p>
<p>最後までお読みいただき、ありがとうございました。</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://goodteacher1.com/teacher/teacher6/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【お世話になった先生たち】反抗期の私を救ってくれた中学時代の「恩師」～面倒見の良い女性教師の温かい眼差し～</title>
		<link>https://goodteacher1.com/teacher/teacher5/</link>
					<comments>https://goodteacher1.com/teacher/teacher5/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[ひまわり先生]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 02 Aug 2026 06:17:04 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お世話になった先生たち]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://goodteacher1.com/?p=579</guid>

					<description><![CDATA[中学生という時期は、子どもから大人へと変化する本当に多感で難しい季節です。誰もが一度は大人に反抗し、親や先生の言葉を素直に受け入れられなくなる「トゲトゲした心」を持つ瞬間があるのではないでしょうか。 こんにちは、ひまわり [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>中学生という時期は、子どもから大人へと変化する本当に多感で難しい季節です。誰もが一度は大人に反抗し、親や先生の言葉を素直に受け入れられなくなる「トゲトゲした心」を持つ瞬間があるのではないでしょうか。</p>
<p>こんにちは、ひまわりです。</p>
<p>今でこそ高校の情報科で非常勤講師として教壇に立ち、生徒たちを温かく見守る立場になりましたが、実は私自身も、中学時代は絵に描いたような「反抗期真っ只中」の生意気な生徒でした。</p>
<p>周囲のすべてが信じられず、トゲを尖らせていた私の心を優しく溶かし、現在の「教師」という道へ導いてくれたのは、中学2年生の時の担任であり、驚くほど面倒見の良かった女性教師のN先生でした。今回は、私の人生を大きく変えてくれたN先生との忘れられないエピソードをお話しします。</p>
<p>&#8212;</p>
<div id="rtoc-mokuji-wrapper" class="rtoc-mokuji-content frame2 preset1 animation-fade rtoc_open default" data-id="579" data-theme="Cocoon Child">
			<div id="rtoc-mokuji-title" class=" rtoc_left">
			<button class="rtoc_open_close rtoc_open"></button>
			<span>目次</span>
			</div><ol class="rtoc-mokuji decimal_ol level-2"><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-1">① いつも斜に構えていた私と、決して動じなかったN先生の包容力</a><ol class="rtoc-mokuji decimal_ol level-2"><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-2">② 嵐の日の放課後。居残り補習と、そっと手渡された手作りのおにぎり</a></li><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-3">③ 「勉強ができることだけが、あなたの価値じゃない」という言葉</a></li><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-4">まとめ：あの時の温かい手を、今度は私が目の前の生徒たちへ</a></li></ol></li></ol></div><h3 id="rtoc-1" >① いつも斜に構えていた私と、決して動じなかったN先生の包容力</h3>
<p>中学2年生の頃の私は、勉強にも身が入らず、友人関係の些細なこじれからイライラを周囲にぶつける日々を送っていました。授業中は常に頬杖をついて窓の外を眺め、話しかけてくる親や教師に対しては「うるさいな」「関係ないでしょ」と、<span class="marker-under-red">常に反抗的な態度</span>を取っていました。</p>
<p>多くの大人は、そんな私の態度に対して怒るか、あるいは「問題児」として距離を置くかのどちらかでした。しかし、英語の担当でもあったN先生だけは全く違いました。</p>
<ul>
<li>  <span class="marker-under-red">どんなトゲも笑顔で受け止める</span></li>
<li>  私がどれだけそっけない態度を取っても、N先生は「ひまわりさん、今日も元気そうだね！」と、毎朝とびきりの笑顔で声をかけ続けてくれました。</li>
<li>  <span class="marker-under-red">「腫れ物」扱いをしない</span></li>
<li>  他の教師が私と視線を合わせようとしない中で、N先生はまっすぐに私の目を見て、<span class="marker">「逃げも隠れもしないよ」</span>という姿勢で関わってくれたのです。</li>
</ul>
<figure class="wp-block-image size-full"><img alt="40代女性教師" class="wp-image-temp" decoding="async" src="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2026/08/temp_img_teach_01.jpg" width="640"/></figure>
<p>最初は「どうせ点数稼ぎの優しい先生のフリをしているだけ」とひねくれて見ていました。しかし、何週間経っても変わらないN先生の温かい態度に、私のトゲは少しずつその鋭さを失っていきました。</p>
<p>&#8212;</p>
<h3 id="rtoc-2" >② 嵐の日の放課後。居残り補習と、そっと手渡された手作りのおにぎり</h3>
<p>ある日の英語の定期テストで、私は勉強を完全に放棄した結果、信じられないような低い点数を取ってしまいました。当然のように放課後の居残りを命じられ、私は「面倒くさいな……」と激しい怒りと不満を抱えながら、誰もいない教室でふてくされていました。</p>
<p>外は激しい雨が降り出し、薄暗くなった教室の教壇で、N先生は私の隣の机に椅子を引き、マンツーマンで解き直しを教えてくれました。私の「なんでこんなことしなきゃいけないの」という愚痴に対しても、N先生は<span class="marker">「あなたが本当はもっとできる子だって、私が一番よく知っているからだよ」</span>と笑って答えるだけでした。</p>
<figure class="wp-block-image size-full"><img alt="反抗期女子" class="wp-image-temp" decoding="async" src="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2026/08/temp_img_teach_02.jpg" width="640"/></figure>
<p>補習が始まって1時間が過ぎた頃、私のお腹が大きく鳴ってしまいました。恥ずかしさで顔を赤くする私を見て、N先生は自分のバッグから、アルミホイルに包まれた小さなおにぎりを取り出しました。</p>
<blockquote>
<p><span class="marker">「これ、先生の夜食用に作ってきたんだけど、ひまわりさんにあげる。お腹が空いてちゃ頭も働かないでしょ？」</span></p>
</blockquote>
<p>それは、少し形が不揃いな、温かみのある手作りのおにぎりでした。</p>
<p>一口食べると、醤油と塩の優しい味が口いっぱいに広がり、涙が溢れそうになるのを必死でこらえました。親以外の大人から、<span class="marker-under-red">これほど無条件の愛情と面倒見の良さを注がれたこと</span>は、当時の私にとって初めての経験でした。</p>
<p>&#8212;</p>
<h3 id="rtoc-3" >③ 「勉強ができることだけが、あなたの価値じゃない」という言葉</h3>
<p>解き直しが終わった後、薄暗い教室でN先生は私に語りかけてくれました。</p>
<p>当時、優秀な姉と比較され、家庭内でも居場所がないと感じていた私の孤独を見抜いていたかのような言葉でした。</p>
<ul>
<li>  <span class="marker-under-red">比較からの解放</span></li>
<li>  「ひまわりさん、人と比べる必要は全くないんだよ。テストの点数だけであなたの価値が決まるわけじゃない。」</li>
<li>  <span class="marker-under-red">本質を見る眼差し</span></li>
<li>  <span class="marker">「あなたは、困っている友達がいると誰よりも早く気づいて手を差し伸べられる。そんな素晴らしい優しさを持っている。私はその優しさを、テストの点数なんかよりずっと誇りに思っているよ。」</span></li>
</ul>
<figure class="wp-block-image size-full"><img alt="板書する女教師" class="wp-image-temp" decoding="async" src="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2026/08/temp_img_teach_03.jpg" width="640"/></figure>
<p>その言葉を聞いた瞬間、心の中に澱のように溜まっていた劣等感や孤独感が、スーッと消えていくのを感じました。「この先生は、本当に私のことを見てくれているんだ」と心から確信し、初めて大人の前で<span class="marker-under-red">声をあげて泣いてしまったこと</span>を覚えています。</p>
<p>&#8212;</p>
<h3 id="rtoc-4" >まとめ：あの時の温かい手を、今度は私が目の前の生徒たちへ</h3>
<p>N先生という「絶対的な味方」ができたことで、私の学校生活は劇的に変わりました。勉強にも意欲的に取り組むようになり、何より自分自身を好きになることができたのです。</p>
<figure class="wp-block-image size-full"><img alt="女性教員イラスト" class="wp-image-temp" decoding="async" src="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2026/08/temp_img_teach_04.jpg" width="640"/></figure>
<p>今、私は高校で非常勤講師として教壇に立っています。</p>
<p>授業中に斜に構えている生徒や、大人を試すような反抗的な態度を取る生徒に出会うと、いつも思い出すのはあの薄暗い放課後の教室と、N先生の温かいおにぎりです。</p>
<p>反抗的な態度をとる生徒は、実は「助けてほしい」「自分を見てほしい」というSOSを出していることがほとんどです。</p>
<p>私はN先生のように、どんなに生徒がトゲを向けてきても動じることなく、<span class="marker-under-red">「あなたの味方だよ」</span>という眼差しを持ち続ける教師でありたいと思っています。</p>
<p>皆さんの人生の進路を決めるきっかけとなった、忘れられない恩師との出会いはありますか？</p>
<p>最後までお読みいただき、ありがとうございました。</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://goodteacher1.com/teacher/teacher5/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>審査員全員E判定の絶望から金賞へ！和菓子屋社長を兼ねるクラリネットの恩師が教えてくれた「3つの心構え」</title>
		<link>https://goodteacher1.com/teacher/teacher4/</link>
					<comments>https://goodteacher1.com/teacher/teacher4/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[ひまわり先生]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 17 Oct 2022 16:02:19 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お世話になった先生たち]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://goodteacher1.com/?p=129</guid>

					<description><![CDATA[目次 審査員全員E判定の絶望から金賞へ！和菓子屋社長を兼ねるクラリネットの恩師が教えてくれた「3つの心構え」初めてのコンクールは全員E判定の洗礼！弱小吹奏楽部が直面した現実異色の指導者！和菓子屋の社長であり音大出身クラリ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="rtoc-mokuji-wrapper" class="rtoc-mokuji-content frame2 preset1 animation-fade rtoc_open default" data-id="129" data-theme="Cocoon Child">
			<div id="rtoc-mokuji-title" class=" rtoc_left">
			<button class="rtoc_open_close rtoc_open"></button>
			<span>目次</span>
			</div><ol class="rtoc-mokuji decimal_ol level-2"><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-1">審査員全員E判定の絶望から金賞へ！和菓子屋社長を兼ねるクラリネットの恩師が教えてくれた「3つの心構え」</a><ol class="rtoc-mokuji decimal_ol level-2"><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-2">初めてのコンクールは全員E判定の洗礼！弱小吹奏楽部が直面した現実</a></li><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-3">異色の指導者！和菓子屋の社長であり音大出身クラリネット奏者のＩ先生との出会い</a></li><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-4">和菓子屋の2階での自主練習と、Ｉ先生が教えてくれた「イメージと音が共鳴する音楽」の爆発力</a></li><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-5">教師となった今でも大切にしている、Ｉ先生から受け継いだ「3つの心構え」</a></li></ol></li></ol></div><h3 id="rtoc-1" >審査員全員E判定の絶望から金賞へ！和菓子屋社長を兼ねるクラリネットの恩師が教えてくれた「3つの心構え」</h3>
<p>「あなたにとって理想の高校教師とは？」と聞かれて、皆さんはどんな教師を思い浮かべますか？</p>
<p>私には、理想とする教師像があります。</p>
<p>それは、私がこれまでの人生の中で出会ってきた素晴らしい恩師たちとの思い出が、大きく影響しています。</p>
<p>今回は、私が教師を目指すきっかけとなった出会いや出来事を紹介するシリーズの完結編、<span class="marker-under-pink">「高校編・その2」</span>をお届けします。私の人格形成に決定的な影響を与えた、人生の【心構え（モットー）】にまつわるお話です。</p>
<p>&#8212;</p>
<h3 id="rtoc-2" >初めてのコンクールは全員E判定の洗礼！弱小吹奏楽部が直面した現実</h3>
<p>高校1年生の夏、私は吹奏楽部に所属し、人生で初めての「吹奏楽コンクール」という大舞台に臨みました。</p>
<p>（中学時代の吹奏楽部は、コンクールの存在すら知らない超弱小チームだったため、私にとっては文字通り初めての挑戦でした。）</p>
<p>当時、部活動の指揮・指導をしてくださっていたのは、OBの先輩でありプロのジャズトランペッターのＫさんでした。</p>
<p>30代半ばのＫさんは非常に情熱的で、音楽に対する熱意は人一倍熱い方でした。彼の奏でるトランペットは、時に激しく荒々しく、時に小川のせせらぎのように優しく、その美しい音色のギャップに私たちはいつも魅了されていました。</p>
<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" alt="" class="wp-image-137" decoding="async" height="427" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" src="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/10/17fd2ab3848898856610a1feb45b99cf.jpg" srcset="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/10/17fd2ab3848898856610a1feb45b99cf.jpg 640w, https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/10/17fd2ab3848898856610a1feb45b99cf-500x334.jpg 500w, https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/10/17fd2ab3848898856610a1feb45b99cf-300x200.jpg 300w" width="640"/></figure>
<p>Ｋさんの熱血指導のもと、全員で一丸となって臨んだコンクール。しかし、そこで突きつけられた結果は、私たちの予想を遥かに超えて無惨なものでした。</p>
<p>私は初のコンクールにただ舞い上がっていただけだったのですが、中学時代から高い目標を掲げていた先輩たちにとって、その結果はあまりにも残酷な現実でした。</p>
<p>なんと、<span class="marker-under-pink">審査員5人全員が最低評価の「Ｅ判定」を下した</span>のです。</p>
<blockquote>
<p><span class="marker-under-yellow"><span class="marker-under-pink">部員「コンクールに『Ｅ判定』なんて存在するんだ……Ｃまでしかないと思ってた……」</span></span></p>
</blockquote>
<p>愕然と立ち尽くし、涙を流す先輩たちの姿を見て、私は初めて吹奏楽コンクールという世界がいかに厳しく、そしてどれほど大きな熱量を持って挑まねばならない目標であるかを知り、身が引き締まる思いがしたのです。</p>
<p>&#8212;</p>
<h3 id="rtoc-3" >異色の指導者！和菓子屋の社長であり音大出身クラリネット奏者のＩ先生との出会い</h3>
<p>絶望のコンクールから約1ヶ月後、私の人生を根本から変える運命的な出会いがありました。</p>
<p>地元の強豪中学の吹奏楽部を指導し、毎年「金賞」を受賞させていた伝説の指導者・Ｉ先生が、私たちの指導に来てくださることになったのです。</p>
<p>Ｉ先生は音楽大学の出身で、私と同じクラリネット奏者でした。そして何よりユニークだったのは、教職を退いた後、現在は<span class="marker-under-pink">地元で大人気の和菓子屋さんの社長をされている</span>という、非常に異色な経歴の持ち主だったことです。</p>
<p>あまりの有名人ぶりに部員一同が歓喜するなか、私とＩ先生の最初の出会いは、ちょっとした笑える珍事件から始まりました。</p>
<p>ある日の終わりのホームルーム時、担任の先生が深刻な顔で言いました。</p>
<p><span class="marker-under-pink">「最近、学校周辺で首を傾けて歩く不審者の目撃情報があります。知らない人には絶対に近づかないように！」</span></p>
<p>怯えながら下校しようと階段を下りていたその時、まさに階段の下から、<span class="marker-under-pink">首を少し傾けて斜めに上がってくる怪しげなおじさん</span>が視界に入ったのです。</p>
<blockquote>
<p><span class="marker-under-yellow"><span class="marker-under-pink">ひまわり「（……出た！！！不審者だ！！！）」</span></span></p>
</blockquote>
<p>恐怖で心臓が止まりそうになった私は、全力ダッシュで階段を駆け上がり、クラリネットの先輩であるＳ先輩が練習している教室へ飛び込みました。</p>
<blockquote>
<p><span class="marker-under-yellow"><span class="marker-under-pink">ひまわり「先輩！大変です！階段の下に不審者がいます！！！」</span><br /><span class="marker-under-pink">Ｓ先輩「え？何言ってんの？」</span></span></p>
</blockquote>
<p>慌てて様子を見に行ったＳ先輩でしたが、その「不審者」の姿を見るなり、深く腰を折って丁寧にお辞儀をしたのです。</p>
<blockquote>
<p><span class="marker-under-yellow"><span class="marker-under-pink">Ｓ先輩「Ｉ先生！ご無沙汰しております！本日はお忙しい中、ありがとうございます！」</span></span></p>
</blockquote>
<p>私の脳内はパニック状態になりました。</p>
<p><span class="marker-under-pink">（えっ！？不審者じゃなくて、あの有名なＩ先生だったの……！？）</span></p>
<p>勝手に不審者だと決めつけ、怯えて全力疾走した恥ずかしさと、想像以上の気さくなおじさん（Ｉ先生）の姿に、しばらく心拍数が落ち着きませんでした（笑）。</p>
<p>しかし、Ｉ先生が音楽室に入って合奏が始まると、どんよりと沈んでいた部活の空気は一瞬にして笑顔と活気に包まれていきました。</p>
<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" alt="" class="wp-image-139" decoding="async" height="427" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" src="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/10/580aae9a56917047e466cc4e8a41d652.jpg" srcset="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/10/580aae9a56917047e466cc4e8a41d652.jpg 640w, https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/10/580aae9a56917047e466cc4e8a41d652-500x334.jpg 500w, https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/10/580aae9a56917047e466cc4e8a41d652-300x200.jpg 300w" width="640"/></figure>
<p>&#8212;</p>
<h3 id="rtoc-4" >和菓子屋の2階での自主練習と、Ｉ先生が教えてくれた「イメージと音が共鳴する音楽」の爆発力</h3>
<p>私が「音楽大学に進学したい」という強い希望を伝えると、Ｉ先生は笑顔でとてもありがたい提案をしてくださいました。</p>
<blockquote>
<p><span class="marker-under-yellow"><span class="marker-under-pink">Ｉ先生「部活の全体練習の後に自分の受験の練習（クラリネット）をするのは場所の確保が大変だろう。僕のお店の2階を練習部屋として使っていいよ」</span></span></p>
</blockquote>
<p>お言葉に甘えて、私はその日から毎日、18時の部活終了後にＩ先生の和菓子屋さんへ直行し、20時過ぎまでひたすらクラリネットを吹き鳴らしました。Ｉ先生は1階の工場であんこを炊いたり和菓子を作ったりしながら、たまに私の練習の様子を覗きに来てくれました。</p>
<p>実は、Ｉ先生からクラリネットの指使いなどの具体的な「技術指導」はありませんでした。</p>
<p>それは、私が受験に向けて別のＡ先生に正式に師事していたため、指導内容が混在して混乱しないようにという、指導者としてのＩ先生のプロの配慮でした。</p>
<p>その代わり、Ｉ先生からは<span class="marker-under-pink">「音楽を人に伝えるための表現力」</span>や<span class="marker-under-pink">「心と体の使い方」</span>について、深く教えていただきました。</p>
<blockquote>
<p><span class="marker-under-yellow"><span class="marker-under-pink">Ｉ先生「ただ音符をなぞるだけでは音楽じゃない。聴く人の心にイメージを伝えること。そのためには、自分自身がまずその情景を心に描き、音とイメージを共鳴させるんだ」</span></span></p>
</blockquote>
<figure class="wp-block-image size-full"><img alt="" class="wp-image-140" decoding="async" height="480" loading="lazy" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" src="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/10/111f1b59d22b59baf8d0b3af5f8bced9.jpg" srcset="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/10/111f1b59d22b59baf8d0b3af5f8bced9.jpg 640w, https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/10/111f1b59d22b59baf8d0b3af5f8bced9-500x375.jpg 500w, https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/10/111f1b59d22b59baf8d0b3af5f8bced9-300x225.jpg 300w" width="640"/></figure>
<p>楽譜の背景にある感情を想像し、息に乗せて楽器に吹き込む。</p>
<p>自分のイメージと楽器の音が一本の線で繋がった瞬間、音楽が信じられないほどのエネルギーと爆発力を持つことを、私は肌で実感しました。</p>
<p>この和菓子屋さんの2階での練習とＩ先生との対話を通じて、私は確信したのです。</p>
<p><span class="marker-under-pink">「私が将来作りたい音楽、そして子どもたちにしたい指導はこれだ！」</span>と。</p>
<p>&#8212;</p>
<h3 id="rtoc-5" >教師となった今でも大切にしている、Ｉ先生から受け継いだ「3つの心構え」</h3>
<p>高校生活の2年間、和菓子屋さんの2階で毎日練習を重ねる中で、私の中にＩ先生から授かった強力な「人生の背骨」が形成されました。</p>
<p>ある日、Ｉ先生が私に教えてくれた<span class="marker-under-pink">「人生を豊かにし、何事もうまくいくための3つの心構え」</span>があります。</p>
<p>それは、</p>
<p>1. <span class="marker-under-pink">「素直であること」</span></p>
<p>2. <span class="marker-under-pink">「勉強熱心（練習熱心）であること」</span></p>
<p>3. <span class="marker-under-pink">「プラス思考であること」</span></p>
<blockquote>
<p><span class="marker-under-yellow"><span class="marker-under-pink">Ｉ先生「この3つを常に心がけて実践していれば、どんな困難にぶつかっても必ず乗り越えられるし、何事もうまくいくよ。お前はそれができる人間だからね」</span></span></p>
</blockquote>
<p>このＩ先生の言葉は、私の人生の最も大きなモットーとなりました。</p>
<p>その後の音楽大学での過酷な日々や、高校の教師となってから突き当たったさまざまな壁の前でも、私はいつもこの「3つの心構え」を心の中で唱え、前を向いて歩き続けることができました。</p>
<p>そして今、教壇に立つ私は、かつてＩ先生が私に語りかけてくれたように、出会った生徒たちへこの言葉をそのまま贈っています。</p>
<p><span class="marker-under-pink">「素直さ、熱心さ、そしてプラス思考。この3つがあれば、君たちの未来はいくらでも輝くよ」</span>と。</p>
<p>私が夢を叶え、教師として充実した日々を過ごし、幸せである理由は、紛れもなくあの高校時代にＩ先生と出会い、この心構えを授かったからです。</p>
<p>私の理想の教師像の源流には、いつもあの和菓子屋さんのあんこの甘い香りと、温かなＩ先生の笑顔があります。</p>
<p>最後までお読みいただき、ありがとうございました。</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://goodteacher1.com/teacher/teacher4/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>14歳からの音大受験への挑戦！挫折と決断、そして恩師から学んだ「自己責任」の重要性</title>
		<link>https://goodteacher1.com/teacher/teacher3/</link>
					<comments>https://goodteacher1.com/teacher/teacher3/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[ひまわり先生]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 25 Sep 2022 03:05:29 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お世話になった先生たち]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://goodteacher1.com/?p=114</guid>

					<description><![CDATA[目次 14歳からの音大受験への挑戦！挫折と決断、そして恩師から学んだ「自己責任」の重要性電子ピアノ購入と14歳からのスタート！クラリネットとピアノの猛練習高校1年生の転機！ピアノ受験のプロではない先生との別れと苦渋の決断 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="rtoc-mokuji-wrapper" class="rtoc-mokuji-content frame2 preset1 animation-fade rtoc_open default" data-id="114" data-theme="Cocoon Child">
			<div id="rtoc-mokuji-title" class=" rtoc_left">
			<button class="rtoc_open_close rtoc_open"></button>
			<span>目次</span>
			</div><ol class="rtoc-mokuji decimal_ol level-2"><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-1">14歳からの音大受験への挑戦！挫折と決断、そして恩師から学んだ「自己責任」の重要性</a><ol class="rtoc-mokuji decimal_ol level-2"><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-2">電子ピアノ購入と14歳からのスタート！クラリネットとピアノの猛練習</a></li><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-3">高校1年生の転機！ピアノ受験のプロではない先生との別れと苦渋の決断</a></li><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-4">「合格は夢のまた夢」からの脱却！毎日の「腹式呼吸・徒歩登校」で鍛えたクラリネットの音色</a></li><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-5">教師となった今でも大切にする教訓——子どもたちに伝える「自分の選択に責任を持つ」ということ</a></li></ol></li></ol></div><h3 id="rtoc-1" >14歳からの音大受験への挑戦！挫折と決断、そして恩師から学んだ「自己責任」の重要性</h3>
<p>「あなたにとって理想の高校教師とは？」と聞かれて、皆さんはどんな教師を思い浮かべますか？</p>
<p>私には、自分の中に明確に持ち続けている「理想の教師像」があります。</p>
<p>それは、私が子ども時代に出会ってきた素晴らしい恩師たちとの思い出が、大きく関係しています。</p>
<p>私が教師を目指すきっかけとなった出会いや出来事を紹介するこのシリーズ。今回は、夢を現実にするためにがむしゃらに走り抜けた<span class="marker-under-pink">「高校編・その1」</span>をお届けします。</p>
<p>&#8212;</p>
<h3 id="rtoc-2" >電子ピアノ購入と14歳からのスタート！クラリネットとピアノの猛練習</h3>
<p>「中学の吹奏楽部で出会った音楽の楽しさを、今度は自分が顧問として子どもたちに伝えたい！」</p>
<p>中学2年生の時にそう決意した私は、音楽大学へ進学するという具体的な目標に向けて、すぐに行動を開始しました。</p>
<p>まずは母親と一緒に地元の楽器屋さんへ向かいました。</p>
<p>当時、我が家は団地住まいだったため、近所迷惑にならないように消音機能のついた<span class="marker-under-pink">「電子ピアノ」</span>を購入するためです。</p>
<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" alt="" class="wp-image-145" decoding="async" height="427" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" src="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/10/2a64c1e8cdbf52bb7abd2df2c6674d7c.jpg" srcset="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/10/2a64c1e8cdbf52bb7abd2df2c6674d7c.jpg 640w, https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/10/2a64c1e8cdbf52bb7abd2df2c6674d7c-500x334.jpg 500w, https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/10/2a64c1e8cdbf52bb7abd2df2c6674d7c-300x200.jpg 300w" width="640"/></figure>
<p>楽器屋のスタッフさんは私たちの事情を親身になって聞いてくださり、なんとその場で「音大受験に対応できるピアノとクラリネットの専門の先生」を紹介してくれました。こうして、14歳にして初めてピアノの鍵盤を本格的に叩く生活が始まったのです。</p>
<p>ヘ音記号を読み、左右の手でバラバラの指の動きをさせるピアノ演奏は、初心者にとっては気が遠くなるような超難問でした。しかし、<span class="marker-under-pink">「これで憧れの音楽の先生に一歩近づける！」</span>というワクワク感と楽しさが勝り、私はバイエルから始めてわずか1年後にはソナチネを練習するまでに上達したのです。</p>
<p>一方、クラリネットのレッスンはさらに過酷でした。</p>
<p>紹介されたのは、プロの交響楽団で現役で活躍されている高名な先生。基礎練習を徹底的に叩き込まれるのですが、1音でも間違えればすかさず怒号が飛んできました。</p>
<blockquote>
<p><span class="marker-under-yellow"><span class="marker-under-pink">先生「君は一体、家で何を練習してきたんだ！間違いをしない練習をしなさい！レッスンでは完璧に演奏してくるのが当たり前。その上で、音楽をどう表現するかを学ぶ場所なんだ！」</span></span></p>
</blockquote>
<p>プロの世界の厳しさに圧倒されつつも、「絶対に夢を諦めない」という強い一心で、私は毎日必死に食らいついていきました。</p>
<p>&#8212;</p>
<h3 id="rtoc-3" >高校1年生の転機！ピアノ受験のプロではない先生との別れと苦渋の決断</h3>
<p>大きな転機が訪れたのは、高校1年生の時でした。</p>
<p>進路を「音楽大学進学」と決めて入学した私に、高校の音楽指導を担当されていたＴ先生が声をかけてきました。「現時点での音楽の実力を見せてみなさい」と言われ、私は当時一生懸命に練習していたソナチネを弾いて見せました。</p>
<p>弾き終わった瞬間、Ｔ先生の表情は一気に曇りました。</p>
<blockquote>
<p><span class="marker-under-yellow"><span class="marker-under-pink">Ｔ先生「は？……これは、ちょっとまずいぞ。」</span></span></p>
</blockquote>
<p>実は、私がそれまで習っていたピアノの先生は、音大受験を指導する専門家ではなく、小さな子どもたちに「音楽を楽しく教えること」をモットーにされている先生だったのです。</p>
<p>季節のイベントがあるたび、先生の自宅での発表会に向けて、入試に必要な練習曲そっちのけで「子どもたちが喜ぶポップス曲」などの練習に多くの時間を費やしていました。</p>
<p>14歳という遅いスタートに加え、受験に向けたカリキュラムが大幅に出遅れていることに、Ｔ先生は強い危機感を覚えたのです。</p>
<blockquote>
<p><span class="marker-under-yellow"><span class="marker-under-pink">Ｔ先生「今日からそのスタイルでピアノを弾くのはやめなさい。本当に音大を目指す気があるなら、受験専門の俺の弟子を紹介する。非情なことを言っているとは思うが、お前がどれだけ本気で夢を追いかけているかだ。よく考えなさい。」</span></span></p>
</blockquote>
<p>私は激しく悩みました。</p>
<p>受験のためとはいえ、2年間温かく見守り、ピアノの楽しさを教えてくれた最初の先生を裏切ってしまうような、自分がとても冷酷で非道な人間に思えて、罪悪感で押しつぶされそうになりました。</p>
<p>しかし、私の夢は<span class="marker-under-pink">「音楽の先生になって、吹奏楽部の顧問になること」</span>です。</p>
<p>夢を叶えるためには、甘えを捨てて前に進むしかありません。私は決断し、最初のピアノの先生に誠心誠意の感謝とお詫びの気持ちを伝え、涙ながらにお別れを告げました。</p>
<p>&#8212;</p>
<h3 id="rtoc-4" >「合格は夢のまた夢」からの脱却！毎日の「腹式呼吸・徒歩登校」で鍛えたクラリネットの音色</h3>
<p>さらに、本命であるクラリネットについても、Ｔ先生から厳しい現実を突きつけられました。</p>
<p><span class="marker-under-pink">「まだまだだ。その技術では音大合格なんて夢のまた夢だ」</span>と言われたのです。</p>
<p>落胆する私に、Ｔ先生は一つの奇妙な提案をしました。</p>
<p><span class="marker-under-pink">「腹式呼吸を意識しながら、毎日歩いて登校してみなさい」</span></p>
<p>それまで私は、自転車で片道30分かけて通学していました。それを「徒歩」に変えるとなると、片道1時間以上かかります。しかも、私が通う高校は山の上にあり、厳しいアップダウンが続く道のりでした。</p>
<p>しかし、<span class="marker-under-pink">「夢のためなら何でもやってやる！」</span>と決めていた私は、雨の日も風の日も、毎日欠かさず徒歩での登校を続けました。</p>
<p>半年ほど経ったある日、クラリネットのレッスンに行くと、いつもは厳しい先生がやたらと音色を褒めてくれるようになったのです。</p>
<blockquote>
<p><span class="marker-under-yellow"><span class="marker-under-pink">先生「音が劇的に良くなったね。息が太く安定している」</span><br /><span class="marker-under-pink">Ｔ先生「体がしっかりと支えを作って、息を出せるようになってきたな」</span></span></p>
</blockquote>
<p>自分では無意識でしたが、毎日1時間の山登りで腹式呼吸を意識し続けたことで、インナーマッスルが鍛えられ、管楽器奏者として理想的な呼吸法が自然と体得されていたのです。高校を卒業するまでこの徒歩登校を貫いたことが、私のクラリネットの確固たる技術の土台となりました。</p>
<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" alt="" class="wp-image-107" decoding="async" height="640" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" src="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/09/765c396656f889616f0a865958c7918e.jpg" srcset="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/09/765c396656f889616f0a865958c7918e.jpg 640w, https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/09/765c396656f889616f0a865958c7918e-500x500.jpg 500w, https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/09/765c396656f889616f0a865958c7918e-300x300.jpg 300w, https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/09/765c396656f889616f0a865958c7918e-100x100.jpg 100w, https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/09/765c396656f889616f0a865958c7918e-150x150.jpg 150w" width="640"/></figure>
<p>&#8212;</p>
<h3 id="rtoc-5" >教師となった今でも大切にする教訓——子どもたちに伝える「自分の選択に責任を持つ」ということ</h3>
<p>この「過酷な徒歩登校を自ら信じてやり抜いた経験」は、高校教師となった現在の私の指導方針に、極めて重要な教訓をもたらしてくれました。</p>
<p>それは、<span class="marker-under-pink">「まずは自分で決めて、とりあえずやってみる」</span>ということです。</p>
<p>世の中の大人は、子どもに対して「ああしなさい、こうしなさい」と指示を出すことが多いものです。しかし、私は生徒たちに対して、<span class="marker-under-pink">「自分が身をもって体験し、本当に良かったと思えること」</span>以外は絶対に指示しません。自分がやってもいないことを「やれ」と偉そうに言う資格はないと思うからです。</p>
<figure class="wp-block-image size-full"><img alt="" class="wp-image-127" decoding="async" height="427" loading="lazy" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" src="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/10/43a8209d362e2158d3c84c0ab0776ccf-1.jpg" srcset="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/10/43a8209d362e2158d3c84c0ab0776ccf-1.jpg 640w, https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/10/43a8209d362e2158d3c84c0ab0776ccf-1-500x334.jpg 500w, https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/10/43a8209d362e2158d3c84c0ab0776ccf-1-300x200.jpg 300w" width="640"/></figure>
<p>そして、私は生徒にアドバイスはしても、<span class="marker-under-pink">行動を強制することは一切ありません</span>。</p>
<p>なぜなら、強制した時点で、その結果に対する責任を私が背負うことになり、子どもたちから「先生に言われたからやったのに」という言い訳や逃げ道を奪ってしまうからです。</p>
<p>自分の人生の選択肢は、常に自分で決めること。</p>
<p>そして、<span class="marker-under-pink">「自分で選んだ決断には、しっかりと自分で責任を持つ（自己責任）」</span>。</p>
<p>この強さと自立心を持った人間に育ってほしいと願いながら、私は今も教壇に立ち続けています。私のこの自己形成の土台は、まさにあの高校時代の決断と、毎日山を登り続けた日々のなかにあったのだと確信しています。</p>
<p>次回は、私の人生の最も大きなモットーとなる「3つの心構え」を授けてくれた、もう一人の恩師との出会いをお話しします。</p>
<p>最後までお読みいただき、ありがとうございました。</p>
<p>&#8212;</p>
<p>（関連記事：[ひまわり先生が高校生時代に出会った良い先生のお話、その２](https://goodteacher1.com/teacher/teacher4/)）</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://goodteacher1.com/teacher/teacher3/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>吹奏楽部で開いた音楽の扉！初心者からのピアノ伴奏挑戦と、夢をくれた顧問の先生との出会い</title>
		<link>https://goodteacher1.com/teacher/teacher2/</link>
					<comments>https://goodteacher1.com/teacher/teacher2/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[ひまわり先生]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 07 Sep 2022 15:08:15 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お世話になった先生たち]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://goodteacher1.com/?p=64</guid>

					<description><![CDATA[目次 吹奏楽部で開いた音楽の扉！初心者からのピアノ伴奏挑戦と、夢をくれた顧問の先生との出会い運命の部活動との出会い！リコーダーからクラリネットへ熱血！吹奏楽に精通する音楽のＩ先生の赴任とチューバの衝撃【脳内パニック】ピア [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="rtoc-mokuji-wrapper" class="rtoc-mokuji-content frame2 preset1 animation-fade rtoc_open default" data-id="64" data-theme="Cocoon Child">
			<div id="rtoc-mokuji-title" class=" rtoc_left">
			<button class="rtoc_open_close rtoc_open"></button>
			<span>目次</span>
			</div><ol class="rtoc-mokuji decimal_ol level-2"><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-1">吹奏楽部で開いた音楽の扉！初心者からのピアノ伴奏挑戦と、夢をくれた顧問の先生との出会い</a><ol class="rtoc-mokuji decimal_ol level-2"><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-2">運命の部活動との出会い！リコーダーからクラリネットへ</a></li><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-3">熱血！吹奏楽に精通する音楽のＩ先生の赴任とチューバの衝撃</a></li><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-4">【脳内パニック】ピアノ未経験・電子ピアノ無しの私が、合唱コンクールの伴奏者に推薦された話</a></li><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-5">夏休みの音楽室で猛練習！友情と努力で成し遂げた合唱コンクール本番</a></li><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-6">吹奏楽部部長としての決意と、「音大受験」へ向けた大きな一歩</a></li></ol></li></ol></div><h3 id="rtoc-1" >吹奏楽部で開いた音楽の扉！初心者からのピアノ伴奏挑戦と、夢をくれた顧問の先生との出会い</h3>
<p>「あなたにとって理想の高校教師とは？」と聞かれて、皆さんはどんな教師を思い浮かべますか？</p>
<p>私には、今でも心の中にしっかりと抱き続けている「理想の教師像」があります。</p>
<p>それは、私がこれまでの人生の中で出会ってきた素晴らしい恩師たちとの思い出が、大きく影響しています。</p>
<p>今回お届けするのは、私が教師を目指す具体的なきっかけとなった出会いが詰まった、<span class="marker-under-pink">「中学校編」</span>です。</p>
<p>&#8212;</p>
<h3 id="rtoc-2" >運命の部活動との出会い！リコーダーからクラリネットへ</h3>
<p>私が「将来は絶対に教師になる！」と心に決め、具体的な目標を定めたのは中学2年生の時でした。</p>
<p>そして中学生になった私の生活の中心であり、運命の出会いとなったのが、みんな大好きな（！？）<span class="marker-under-pink">「吹奏楽部」</span>への入部でした。</p>
<p>小学校編でお話しした通り、私は子どもの頃からリコーダーを吹くことが大得意で、当時の流行曲なら大抵のメロディーを耳コピで即興演奏できるほどでした。あまりにもリコーダーが好きすぎて、自然と音感が鍛えられていたのだと思います。</p>
<p>そんな「リコーダー大好き少女」だった私が、吹奏楽部に入って選んだ楽器は……</p>
<p>やはり、木管楽器の<span class="marker-under-pink">「クラリネット」</span>でした！</p>
<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" alt="リコーダー" class="wp-image-80" decoding="async" height="360" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" src="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/09/6be4369adce842681001ed9e5693049f.jpg" srcset="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/09/6be4369adce842681001ed9e5693049f.jpg 640w, https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/09/6be4369adce842681001ed9e5693049f-500x281.jpg 500w, https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/09/6be4369adce842681001ed9e5693049f-300x169.jpg 300w, https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/09/6be4369adce842681001ed9e5693049f-120x68.jpg 120w, https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/09/6be4369adce842681001ed9e5693049f-160x90.jpg 160w, https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/09/6be4369adce842681001ed9e5693049f-320x180.jpg 320w" width="640"/></figure>
<p>最初はリコーダーよりも遥かに広い音域や、数多くの複雑なキーの操作に戸惑いましたが、持ち前の音楽好きが高じて、意外にもすんなりと音を出すことができました。それからはクラリネットの深みのある音色にみるみる引き込まれ、<span class="marker-under-pink">「もっと上手になりたい！」</span>と、朝から晩まで楽器のことばかり考える毎日が始まったのです。</p>
<p>しかし、当時の我が校の吹奏楽部は、お世辞にも「強豪」とは言えない超弱小チームでした。</p>
<p>学校に用意されている楽器はどれも古くて錆びついており、部員も全体で20人に満たないほど。吹奏楽コンクールなんて存在すら誰も知らず、顧問の先生もほぼ不在という状態でした。</p>
<p>みんなで適当に音を出して、「音が出たね！楽しいね！」と言い合うだけの、のんびりとした同好会のような雰囲気だったのです。</p>
<p>&#8212;</p>
<h3 id="rtoc-3" >熱血！吹奏楽に精通する音楽のＩ先生の赴任とチューバの衝撃</h3>
<p>そんな弱小部活に大きな転機が訪れたのは、中学2年生になった春のことでした。</p>
<p>新しく赴任してこられた音楽のＩ先生が、私たちの顧問になってくださったのです。Ｉ先生は吹奏楽に非常に精通しており、プライベートでも社会人吹奏楽団に所属して現役バリバリで演奏活動をされている熱い先生でした。</p>
<p>Ｉ先生が部活にやってきて放った、最初の一言は今でも忘れられません。</p>
<blockquote>
<p><span class="marker-under-yellow"><span class="marker-under-pink">Ｉ先生「え？この吹奏楽部にチューバがないの？今まで低音どうしてたの？」</span><br /><span class="marker-under-pink">部員一同「（……チューバ？何それ、楽器の名前なの？）」</span><br /><span class="marker-under-pink">Ｉ先生「はーい、じゃあチューバ買いまーす！」</span><br /><span class="marker-under-pink">部員一同「は、はい！（なんだかよく分からないけどワクワクする！）」</span></span></p>
</blockquote>
<p>初めて目の前に現れた本物のチューバの巨大さに、私たちは「世の中にこんな大きな楽器があるのか！」とパニックになりながらも大興奮しました。</p>
<p>Ｉ先生が顧問になってから、部活の空気は劇的に変わりました。</p>
<p>ロングトーンや音階といった地道な基礎練習がしっかりと取り入れられ、楽譜も本格的なものを演奏するようになりました。Ｉ先生の熱のこもった指揮とパート指導を受けながら、部員全員が合奏の本当の楽しさに目覚めていったのです。</p>
<p>&#8212;</p>
<h3 id="rtoc-4" >【脳内パニック】ピアノ未経験・電子ピアノ無しの私が、合唱コンクールの伴奏者に推薦された話</h3>
<p>そんな充実した日々を送っていた秋、私の身にとんでもない大事件が発生します。</p>
<p>毎年恒例の合唱コンクールに向けて、夏休み前にクラス内で指揮者とピアノ伴奏者を選出することになりました。</p>
<p>目立ちたがり屋だった私は、指揮者の募集に真っ先に立候補し、すんなりと決定。</p>
<p>しかし、問題は「伴奏者」の選出でした。</p>
<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" alt="挙手する女子生徒" class="wp-image-82" decoding="async" height="427" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" src="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/09/694a2cd9de1dd33fbc79720473aecd58.jpg" srcset="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/09/694a2cd9de1dd33fbc79720473aecd58.jpg 640w, https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/09/694a2cd9de1dd33fbc79720473aecd58-500x334.jpg 500w, https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/09/694a2cd9de1dd33fbc79720473aecd58-300x200.jpg 300w" width="640"/></figure>
<p>クラス内で現在進行形でピアノを習っている生徒は、自由曲を担当することになったAちゃんただ一人。</p>
<p>課題曲の伴奏者が決まらず、教室が静まり返る中、突然クラスメイトから声が上がりました。</p>
<blockquote>
<p><span class="marker-under-yellow"><span class="marker-under-pink">クラスメイト「ひまわりがいいと思いまーす！だって吹奏楽部だし、楽譜読めるでしょ！」</span><br /><span class="marker-under-pink">ひまわり「えっ！？ちょっと待って！私、ピアノなんて習ったことないし、家にピアノもないよ！ト音記号は読めても、左手のヘ音記号なんて全く読めないから絶対に無理！」</span><br /><span class="marker-under-pink">クラスメイト「いや、ひまわりならできそうだよ。やってよ！」</span><br /><span class="marker-under-pink">ひまわり「ええ……（本当にピアノもないし弾けないのに……。でも、みんながこんなに期待してくれているし、ちょっと気になるC君も『期待してる』って顔で見てる……断りづらい……！）」</span><br /><span class="marker-under-pink">ひまわり「……じゃあ、本当に弾けなくても文句なしだよ？それでもいいなら、がんばってみるけど……！」</span></span></p>
</blockquote>
<p>こうして、ピアノ未経験、楽譜も読めない、家に楽器もないという三重苦の私が、クラス全員の歌声を背負うという大役を引き受けることになってしまったのです。</p>
<p>&#8212;</p>
<h3 id="rtoc-5" >夏休みの音楽室で猛練習！友情と努力で成し遂げた合唱コンクール本番</h3>
<p>練習は想像を絶する過酷さでした。</p>
<p>ヘ音記号の音符の横に「ドレミ」と書き込むところから始めましたが、右手と左手で全く異なるリズムと指の動きをさせるため、頭の中は完全にパニック状態。</p>
<p>そこで私は、吹奏楽部の親友でピアノが得意なYちゃんに泣きつきました。</p>
<p><span class="marker-under-pink">「お願い！私があなたの指の動きを見てそのまま覚えるから、課題曲を弾いて見せて！」</span>とお願いしたのです。</p>
<p>Yちゃんは快く引き受けてくれ、3日に1回のペースで彼女の家に通い、8小節ずつ指の動きを視覚的に「丸暗記」していきました。さらに夏休み期間中は、冷房の入っていない蒸し風呂のような中学校の音楽室に毎日通い詰め、一人で黙々と鍵盤に向き合い続けました。</p>
<p>1ヶ月間、文字通り必死になって同じ曲を弾き続けた結果、2学期最初の音楽の授業でみんなの前で披露した時には、信じられないことにノーミスで弾きこなすことができたのです。クラスメイトからは<span class="marker-under-pink">「おお！本当に弾けてる！」</span>と大きなどよめきと歓声が上がりました。</p>
<p>演奏後、見守ってくれていた音楽のＩ先生が歩み寄って言いました。</p>
<blockquote>
<p><span class="marker-under-yellow"><span class="marker-under-pink">Ｉ先生「素晴らしいね！次はペダルを踏んで音に響きをつけてみようか」</span><br /><span class="marker-under-pink">ひまわり「ペダル……？（何それ美味しいの？状態）」</span></span></p>
</blockquote>
<p>恐る恐る足元のペダルを踏みながら演奏してみると、まるで世界が変わったかのように、音に美しく深い奥行きが生まれました。劇的ビフォーアフターさながらの感動に、胸が震えたのを今でも覚えています。</p>
<p>本番では一切楽譜を見ず、体で完全に覚えた伴奏を完璧に弾ききり、自由曲の指揮もこなして、私の無謀な挑戦は大成功で幕を閉じました。この経験は、私の中に<span class="marker-under-pink">「本気で努力すれば、不可能なことなんてない」</span>という強烈な自信を植え付けてくれたのです。</p>
<figure class="wp-block-image size-full"><img alt="クラリネットと楽譜" class="wp-image-106" decoding="async" height="480" loading="lazy" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" src="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/09/b3224e8f3bd60c7af61ececf6574a094.jpg" srcset="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/09/b3224e8f3bd60c7af61ececf6574a094.jpg 640w, https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/09/b3224e8f3bd60c7af61ececf6574a094-500x375.jpg 500w, https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/09/b3224e8f3bd60c7af61ececf6574a094-300x225.jpg 300w" width="640"/></figure>
<p>&#8212;</p>
<h3 id="rtoc-6" >吹奏楽部部長としての決意と、「音大受験」へ向けた大きな一歩</h3>
<p>中学3年生になり、吹奏楽部の部長に就任した私は、Ｉ先生の元へ走り、熱い思いをぶつけました。</p>
<p><span class="marker-under-pink">「先生！私たち、吹奏楽コンクールに出場したいです！」</span></p>
<p>しかし、そこで衝撃の事実が発覚します。</p>
<p>なんと、我が吹奏楽部は公式の吹奏楽連盟にすら加盟しておらず、コンクールに出場する権利すら持っていなかったのです。</p>
<p>私の代でのコンクール出場は叶いませんでしたが、Ｉ先生はすぐに加盟手続きを進めてくださり、その代わりに近隣の中学校の吹奏楽部を集めた「コンサートホールでの合同演奏会」という素晴らしい舞台を企画してくれました。</p>
<p>大舞台で、仲間たちと一つの音楽を作り上げ、観客を感動させる。</p>
<p>その鳥肌が立つような素晴らしい体験を通して、私の心の中の夢は、漠然とした憧れから確固たる目標へと変わりました。</p>
<p><span class="marker-under-pink">「将来は、音楽の先生になって、絶対に吹奏楽部の顧問になる！」</span></p>
<p>夢を叶えるためにはどうすればいいのかを調べ、両親とも真剣に話し合いました。そして音楽大学へ進学することを決意し、自宅に電子ピアノを買ってもらい、クラリネットとピアノの専門の先生を紹介してもらいました。</p>
<p>本格的な「受験生」としての私の挑戦が、この時からスタートしたのです。</p>
<p>中学時代にＩ先生と出会い、吹奏楽の魅力に救われたからこそ、今の私があります。</p>
<p>Ｉ先生が奏でる優しく力強いトランペットの音色のように、<span class="marker-under-pink">「その人の生き様が音になって伝わるような、そんな温かい指導を私もしたい」</span>。そう胸に誓い、私は高校という次のステップへと進んでいくことになります。</p>
<p>最後までお読みいただき、ありがとうございました。</p>
<p>&#8212;</p>
<p>（関連記事：[ひまわり先生が高校生時代に出会った良い先生のお話、その１](https://goodteacher1.com/teacher/teacher3/)）</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://goodteacher1.com/teacher/teacher2/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>私が教師を目指した原点！小学生時代に出会った3人の「素晴らしい恩師」が教えてくれた大切なこと</title>
		<link>https://goodteacher1.com/teacher/teacher1/</link>
					<comments>https://goodteacher1.com/teacher/teacher1/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[ひまわり先生]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 25 Aug 2022 13:32:19 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お世話になった先生たち]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://goodteacher1.com/?p=29</guid>

					<description><![CDATA[目次 私が理想とする教師像の原点。小学校で出会った素晴らしい大人たちピアノとイラストの天才！ 私の音楽人生を変えた小学3年生のH先生聖母マリアのような優しさと、「発言の作法」を教えてくれた小学4年生のS先生私が理想とする [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="rtoc-mokuji-wrapper" class="rtoc-mokuji-content frame2 preset1 animation-fade rtoc_open default" data-id="29" data-theme="Cocoon Child">
			<div id="rtoc-mokuji-title" class=" rtoc_left">
			<button class="rtoc_open_close rtoc_open"></button>
			<span>目次</span>
			</div><ol class="rtoc-mokuji decimal_ol level-2"><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-1">私が理想とする教師像の原点。小学校で出会った素晴らしい大人たち</a><ol class="rtoc-mokuji decimal_ol level-2"><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-2">ピアノとイラストの天才！ 私の音楽人生を変えた小学3年生のH先生</a></li><li class="rtoc-item"><a href="#rtoc-3">聖母マリアのような優しさと、「発言の作法」を教えてくれた小学4年生のS先生</a></li></ol></li></ol></div><h3 id="rtoc-1" >私が理想とする教師像の原点。小学校で出会った素晴らしい大人たち</h3>
<p>「あなたにとって理想の高校教師とは？」と聞かれて、皆さんはどんな教師を思い浮かべますか？</p>
<p>私には、自分の中に明確に持ち続けている「理想の教師像」があります。</p>
<p>それは、私が子ども時代に出会ってきた素晴らしい恩師たちとの思い出が、大きく関係しています。今回から、私が教師を目指すきっかけとなった出会いや出来事を【小学校編・中学校編・高校編・社会人編】に分けてご紹介したいと思います。まずはその第一歩、<span class="marker-under-pink">「小学校編」</span>からお話しいたします。</p>
<p>私が人生で初めて「学校の先生って、なんて素敵なんだろう！」と憧れを抱いたのは、小学1年生の時でした。</p>
<p>当時の担任は、まだ教職に就いて4〜5年目の若い男性のW先生でした。いつも優しく、かっこよくて、はじけるような笑顔がとても印象的な先生でした。</p>
<p>少しおませだった子ども時代の私は、どうしてもW先生に注目してもらいたくて、勉強も遊びも、何事も一生懸命に取り組み、少しでも褒めてもらえるように行動していました。</p>
<p>W先生はそんな私の健気な意図をしっかりと汲み取り、私ががんばったことに対していつも目を向け、温かい言葉をかけてくれたのです。</p>
<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" alt="" class="wp-image-38" decoding="async" height="427" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" src="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/08/1e8342c006680bcb237a1eb5100f43d0.jpg" srcset="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/08/1e8342c006680bcb237a1eb5100f43d0.jpg 640w, https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/08/1e8342c006680bcb237a1eb5100f43d0-300x200.jpg 300w" width="640"/></figure>
<p>好きな人のためならどんな努力も惜しまない、そんな純粋な思いを抱えていた私は、W先生との対話を通じて、<span class="marker-under-pink">「将来は、私もこんな風に人を温かく見守れるかっこいい大人になりたい！」</span>と夢見るようになりました。</p>
<p>それから小学校を卒業するまでの間、私は本当に幸運な出会いに恵まれ続けました。</p>
<p>担任になる先生たちが、どの方も本当にステキで、優しく、深い心で受け止めてくれる方ばかりだったため、私の理想の教師像のベースが自然と出来上がっていったのです。</p>
<h3 id="rtoc-2" >ピアノとイラストの天才！ 私の音楽人生を変えた小学3年生のH先生</h3>
<p>小学3年生の時に出会った担任のH先生は、ピアノの演奏が超絶に上手な先生でした。</p>
<p>休み時間になると、当時大流行していた光GENJIの曲や、人気アニメの主題歌を耳コピでさらさらと即興演奏してくれ、私たちはいつもピアノの周りに集まって大興奮で聴いていました。</p>
<p>また、H先生は絵を描くのも非常に上手でした。</p>
<p>休み時間に先生が描くイラストが欲しくて、女子生徒たちがノートを胸に抱えてずらりと行列を作るほどでした。それはまるで、憧れの作家のサイン会に並んでいるかのような光景でした。</p>
<p>特に忘れられないのは、学習発表会で演じたクラス劇の劇中歌です。それはH先生が私たちのために作詞作曲してくれたオリジナル曲で、今でも素晴らしいメロディーとともに歌詞が胸に深く刻み込まれています。</p>
<blockquote>
<p><span class="marker-under-yellow"><span class="marker-under-pink">♪ 青い空　白い海　おいらの島だよ　おいらの空さ　かもめ　かもめ　おいらの仲間さ ♪</span></span></p>
</blockquote>
<p>このH先生との温かい出会いがきっかけで、私はソプラノリコーダーの演奏が大好きで得意になり、<span class="marker-under-pink">後の私の人生の進路（音楽の道への挑戦）を大きく決定づける</span>ことになりました。その詳しいエピソードは、また別の機会にお話しします。</p>
<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" alt="" class="wp-image-40" decoding="async" height="360" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" src="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/08/6be4369adce842681001ed9e5693049f.jpg" srcset="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/08/6be4369adce842681001ed9e5693049f.jpg 640w, https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/08/6be4369adce842681001ed9e5693049f-300x169.jpg 300w, https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/08/6be4369adce842681001ed9e5693049f-120x68.jpg 120w, https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/08/6be4369adce842681001ed9e5693049f-160x90.jpg 160w, https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/08/6be4369adce842681001ed9e5693049f-320x180.jpg 320w" width="640"/></figure>
<h3 id="rtoc-3" >聖母マリアのような優しさと、「発言の作法」を教えてくれた小学4年生のS先生</h3>
<p>小学4年生の担任だったS先生は、まさに「聖母マリア」のように優しさに満ち溢れた先生でした。</p>
<p>S先生との忘れられない思い出は、国語の授業で名作『ちいちゃんのかげおくり』を学習していた時のことです。</p>
<p>登場人物（特にお父さん）の気持ちを読み取る場面で、私がストーリーの行間から感じ取ったお父さんの悲痛な感情を自分の言葉で発言したとき、S先生は<span class="marker-under-pink">私の言葉を深く受け止め、目からぽろぽろと涙を流しながら聴いてくれた</span>のです。</p>
<p>小学生の私はとても驚きましたが、同時に<span class="marker-under-pink">「自分の考えを言葉に乗せて伝えることで、相手の心を強く揺さぶることができるんだ」</span>という、言葉の持つ計り知れない力を実感する決定的な原体験となりました。</p>
<p>また、S先生が指導してくれた「発表のルール」は、高校教師となった現在の私の授業づくりにおいても極めて重要な背骨となっています。</p>
<p>S先生は、クラスで発言する際、</p>
<blockquote>
<p><span class="marker-under-yellow"><span class="marker-under-pink">「発表や発言をするときは、必ず『私はこう思います。なぜなら〜』という言葉から始めてください」</span></span></p>
</blockquote>
<p>と徹底して指導されました。</p>
<p>それまでは、「はい！えーっと、これはこうだから〜」「だってこうだもん！」といった、友だち同士の雑談の延長のような話し方で発表していたため、最初は「なぜそんな堅苦しい前置きをしなければならないんだろう」と恥ずかしさや戸惑いを感じていました。</p>
<p>しかし、その発表スタイルが定着すると、<span class="marker-under-pink">クラスの議論の場が一瞬にして理性的でスマートなものへと進化していった</span>のです。</p>
<figure class="wp-block-image size-full"><img alt="" class="wp-image-43" decoding="async" height="427" loading="lazy" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" src="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/08/60e4445b416d3f5636ff1fd07abd8a79.jpg" srcset="https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/08/60e4445b416d3f5636ff1fd07abd8a79.jpg 640w, https://goodteacher1.com/wp-content/uploads/2022/08/60e4445b416d3f5636ff1fd07abd8a79-300x200.jpg 300w" width="640"/></figure>
<p>この体験があったからこそ、現在の私は「生徒たちが主体的に参加し、生徒自身が作り上げる能動的な授業」の価値を深く理解できています。</p>
<p>小学生だった私には、S先生の指導の真意までは見抜けませんでしたが、あの時肌で感じた<span class="marker-under-pink">「授業の空気が劇的に変わった」という強いインプレッション</span>は、今でも私の確固たる教育論の土台となっています。S先生には、心から感謝の気持ちしかありません。</p>
<p>小学校時代に出会った恩師たちが、私の心の中に「教師になりたい」という漠然とした夢の種をまいてくれました。その夢を、紆余曲折を経ながらも諦めることなく追いかけ続けた結果、今の私が存在しています。</p>
<p>私の目指す理想の教師像、その第1の条件は、彼らが私にしてくれたように、</p>
<p><span class="marker-under-pink">「生徒一人ひとりの個性にしっかりと目を向け、心から寄り添うこと」</span></p>
<p>これに尽きます。</p>
<p>次回は、私の夢がさらに具体的になっていく「中学校編」をお届けします。</p>
<p>最後までお読みいただき、ありがとうございました。</p>
<p>&#8212;</p>
<p>（関連記事：[ひまわり先生が中学生時代に出会った良い先生のお話](https://goodteacher1.com/teacher/teacher2/)）</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://goodteacher1.com/teacher/teacher1/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
	</channel>
</rss>
